有名銘柄や流行など一切無関係。品質を最重要視で選定、仕入れています。
ビオサケは140種類あります。
その中から30種類ほどを、味わいのバランスをとりながら、銘柄を入れ替えながらご案内しています。
味わいのバランスとは、爽酒、薫酒、醇酒、熟酒の4タイプをいいます。
日本酒の味は、原料米品種、精米歩合、製法、加熱非加熱、熟成期間、温度帯でさまざまに変化します。
日本酒の味わいは非常に複雑で、本来は4タイプでは説明できませんが、初めて飲む銘柄が、おおよそのイメージがしやすいように、4タイプ別を取り入れています。
ご注文に迷われたときは、「味わいの好み」「〇〇(銘柄)のような味が好き」「〇〇県を応援している」「甘くないのがいい」など、ご自身の感性を伝えていただけますとナビゲートさせていたきます。
味わいを数値で捉えることをやめましょう。
日本酒度や酸度など、日本酒ラベルに表示されていることがありますが、味わいはそれだけでは判断できません。
これはみなさん消費者だけではなく、蔵元も酒類販売事業者も卒業する時代になってきました。
最近はAIから好みの酒質をナビゲートする技術も出てきました。
一時的にそれらを利用するのは有効ですが、みなさんの「舌」というセンサーと味覚を司る「脳」が一番優れているわけですから、あまり情報に左右されず、多様な日本酒を飲んで楽しみながら、味覚を鍛えてください。
「自分の好みの味を探す」→「この酒のどこが美味しいのか」
お酒の魅力は味だけではなく、ペアリング、ラベル、お酒ができるまでのストーリー、蔵元のお酒造りの考え方と歴史など多岐にわたります。
それらを知ることによって、そのお酒の魅力が高まり、あなたの日本酒の世界も広がると思います。